仕事後のテニス用に NIKE エア ズーム ヴェイパー X HC を買ってみた
最近ありがたい事に、仕事後にテニスの練習をさせてもらえるようになってきました。
仕事後のテニスとなると、どうしても荷物が多くなってしまうので、如何に荷物を少なくするかを日々考えています。
荷物の中でも最もかさばるのがテニスシューズです。
職場にテニスシューズを履いて行けば持っていかずに済むのですが、、自分が持っているのはこんな感じ↓
今の職場はスニーカーを履いている人はチラホラいますが、こんな派手なのは履いていけません!
ということで、仕事後のテニスのために「職場に履いて行けそうなデザイン」という観点だけで購入したのがこちら、NIKE の エア ズーム ヴェイパー X HC(オールコート用)になります。
とりあえず見た目だけで購入を決めたのですが、使用感についてもレビューしていきます。
職場に履いていけるデザインがGood
まぁそのために買ったので当たり前ですね。
仕事着と合わせるとこんな感じ。
これならスニーカーOKの職場なら悪目立ちしないよね?
主張しないデザインなので普通のスニーカーとして普段着に合わせるのもあり。
仕事中に履く靴としては窮屈…
サイズの選びにもよると思いますが、自分はテニス中のパフォーマンスを優先してジャストサイズを選びました。
いつも職場ではワンサイズ大きい革靴を履いているので、それに慣れていると窮屈に感じますね。
まぁ慣れでどうにかなる範囲だと思ってます。どうしても気になるようならサンダルに履き替えます。
ちなみにサイズについてですが、Asics Court FF と同じサイズ(25.5cm)で幅や高さもピッタリでした。
最初は少し固め
履いて1日目でテニスをしたのですが、切り返し等で靴の中で動いた時に少し痛い感じがしました。(動かないように靴紐をちゃんと締めておけという話はありますが。。)
これも数回慣らせば気ならなくなりました。
そうゆう意味だとCourt FF は新品初日でガンガン動いてもそんなことはなかったので、改めてかなり完成度が高いと感じました。
グリップ力が強め
オールコート用ですがオムニコートでも良く止まってくれます。
かなり止まるので、むしろスライドは少ししづらいかも。
このあたりは好みが分かれるところかと。
紐が短い…
きっちり締め付けた時に丁度良い長さになるよう設計されているため、ゆるく履くと長さが足りず結べません。
職場ではゆるめで履きたいので、紐を通す穴を1つ減らす事で対応しています。
おわりに
テニスシューズとしては Court FF の方が自分に合っているので、メインではそちらを使い、エア ズーム ヴェイパー X HCは仕事後テニスの時+普段履きのスニーカー、という使い分けにする予定です。
ナイキ(NIKE) エア ズーム ヴェイパー X HC(ブラック/ブラック/ヴァストグレー) AA8030-010 010 25.5cm
- 出版社/メーカー: ナイキ(NIKE)
- メディア: Shoes
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テニスのボレーで参考になった動画のまとめ
最近ボレーで参考になった動画のまとめ。
準備・構え
窪田テニス教室の動画です。(上のバックボレー側を見れば十分かも)
バックの面を向けて準備するというのは良い。それでもフォアボレーが遅れることはないし、むしろ上半身を横に向けて股関節を入れた構えが作りやすい。
スイング
手首を固定できていれば振っても良い。(2:30〜)
吉備選手の動画です。
実際試してみると、手首と肘を固定するとガシャリづらい!
逆に手首や肘が動いてしまうとガシャリやすい。恐らく自分がボレーをガシャってしまう原因の1つがこれなのでしょう。
窪田式の構えで準備して、手首・肘を固定してしっかり振るとなかなかいい感じ。
しっかり体になじませていきたいな。
「勝てる!理系なテニス」をタイトルに釣られて読んでみた
勝てる! 理系なテニス 物理で証明! 9割の人が間違えている“常識"
- 作者: 田中信弥/松尾衛
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2018/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
いいタイトルですね。(自分が理系なので笑)
物理学者の松尾衛氏と、テニスの元オリンピック&日本代表コーチの田中信弥氏の共著になります。
内容的には試合にあまり出た事がないような初中級者向けかなと思いますが、上級者の方でも参考になる部分はあると思います。
自分が参考になった点をまとめさせて頂きます。
ショット編
自分が現在ストローク改造中なので、ストローク中心になります。
いかに体を動かさないか、という観点
運動連鎖(※)は難しいので諦めましょう。
それよりもどこを動かさないで打つかを考えた方が、動きが単純になるので上達が早いとのこと。
田中氏レベル(日本プロテニスランキング最高位7位)でもいかに動かさないように打つかを意識していたそうです。本当に運動連鎖を使えるのは世界レベルなんだそうで。
確かに余計な部位をあまり動かさないようにすると、体の軸がブレないのでショットが安定するのは納得です。
※運動連鎖:言葉でちゃんと定義すると「ひとつの関節の動きが、隣接する次の関節によどみなくつながる」ことだそうです。足からのパワーを順番に連鎖させて、最終的にボールに伝える、っていうあれ
ストロークは「回転運動」が基本
ストロークは踏み込みではなく、体の回転でパワーを出すのが基本。
前への踏み込みはあくまで回転運動に力を上乗せするための補助的な動作です。というお話。
また、回転運動でラケットを振るため、ラケット面は円(曲線)起動だが、ボールを前に飛ばすためにはラケット面が後ろから前に行く必要があります。
このイメージのギャップを埋めるには、微分の考えを用いて、円軌道でもインパクトの瞬間は、後ろから前の直線であるとイメージすると良いそうです。
このあたりは完全に理系ですねー
こんなところで微分が出てくるとは!笑
プロネーション
フォアストロークの手首の動きは2つ。
威力を出すための「手招き」(たわみ振動)と、回転を掛けるための「手のひら返し」(ねじれ振動)。
ストロークのインパクト時はこの2つを両立させる必要がある、というお話。
ただし、この手首の動き(プロネーション)は意識して使おうとしない方が良いとのこと。
手首はバネであり、ニュートラルな状態に戻ろうとする性質があります。
その性質を理解して、スイングの中で自然にそのように動くように取り入れると良いとの事でした。
個人的にこれが一番使える技術でした。
自分は「手招き」(たわみ振動)しか使っておらず、回転が安定しなかったんですが、「手のひら返し」(ねじれ振動)を加える事で楽に回転が掛けられるようになりました。
インパクトは神の領域
理系なのに神とかいうなし!笑
と思わず突っ込んでしまったんですがそうゆうことではなく笑
よく「一度ガットでボールを掴んでからリリースする感覚が大事」みたいな話があると思います。
ストロークの場合、ボールがガットに当たってから飛び出すまでの時間は3〜7/1000秒。
この短い時間でボールを掴んでリリースするという感覚を感じ取るのは不可能で、もし感じ取れる場合はスイングスピードが遅過ぎるらしい。。(耳が痛い…。)
戦略編
ウィークエンドプレーヤーの苦手なコース
ウィークエンドプレーヤーは、アングルショット(ショートクロス)が苦手な傾向にあるため、センターまたはストレートに比重を置いて守った方が良いそうです。
打点の高さによって打ちづらいコースがある
低い打点をストレートに打つのは難しく、高い打点をクロスに打つのも難しい、だそうです。
練習編
「威力を出す練習」と「コートに入れる練習」は別で考える
まずはコートのバックネットに突き刺さるくらいの威力の球を修得し、その球をどうコートに収めるかを考えるのが良いとのこと。
やっぱり素振りは良い!
自分も素振りを練習に取り入れてるんですが、本書でも良いという記載がありました!
ボールを打っているとどうしてもボールに合わせてしまうため、理想のフォームで打てない事が多いです。むしろ相手はフォームを崩してミスさせるために色々な事をしてきます。
では理想のフォームをどこで固めるか、というと「素振り」です。
「素振りをかっこよく振れない者が、かっこいいフォームでボールを打つことはできない!」
と書いてありましたが、いい言葉です笑
量よりも質
「間違ったフォームでボールをたくさん打てば、間違ったフォームが身につきます」
これはかなり共感します。
スポーツは根性だけじゃうまくなりません。
しっかり頭を使って行きましょう!
ではでは!
勝てる! 理系なテニス 物理で証明! 9割の人が間違えている“常識"
- 作者: 田中信弥/松尾衛
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2018/04/09
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